集積所に出されたゴミの、収集車に載せられた、その後をみなさんは知っていますか?
3月23日に共催した『春休み 親子で江戸の川下り ~文京区の不燃ごみを追う~』。
文京区の一般家庭からから排出された不燃ゴミが収集車に載せられた『その後』をたどる学びの一日でした。
一旦、各地の集積所から収集車で水道橋駅近くにある三崎町清掃処理中継所に集められた不燃ゴミは、ここで船に載せ替えられて、神田川〜隅田川を通って、東京湾奥にある中防不燃ごみ処理センターまで水上輸送されています。
予報より少し風が強かった日でしたが、心配していた船酔いもなく、事故もなく安全に実施できて、操船していても内容的にもとても楽しい一日でした。
また、普段の都市生活では、すぐそこに川や海があることや、現代でも社会インフラとして機能していることなどに、気がつかず生活できてしまいますが、そういった場所から自分たちの街を眺め直してみるという意味でも、面白い一日だったのかなと思っています。
当日は文京区地域公益活動情報サイトこらびっと文京さんによる同行取材をいただきました。
詳しい報告はこちらの記事をご覧ください。
このイベントは、NPO法人環境ネットワーク・文京が主催、リサイクルイン文京、NPO法人KidsPirateTokyo東京こども海賊団が共催して行ないました。
川幅が狭く橋桁高の低い神田川を航行できて、そのまま海にも出れる船足の早い船舶で、ある程度の人数を乗せられる船舶のアレンジに悩んでいたところ、小型ボート3艇で船団を組んで行く楽しい方法を東京キャナルネットワーク様よりご提供いただきました。
また、企画の趣旨上、乗船場所は三崎町清掃処理中継所近くにある新三崎橋防災船着場を、千代田区まちづくり推進部道路公園課様より許可いただき、利用することができました。
お陰様で安全で楽しい一日でした。皆様には心からお礼を申し上げます。